モルモットの掛かりやすい病気について!
今回はモルモットが掛かりやすい病気を大まかに解説していきます!
モルモット含め小動物はいつ病気や怪我を負うか、わかりませんが、症状や病名を知っていれば、小動物と遊んでるときや様子を見てる時にいつもと違うと飼い主が気付きやすくなると思いますので、どんな病気があるか把握しておきませんか?
それでは紹介し行きます!
モルモットの掛かりやすい病気
不正咬合
不正咬合とは常正歯が伸びすぎたことにより歯の噛み合わせが悪くなりご飯を上手に食べれないようになります。放置しておくと最悪、頬や舌に突き刺さって貫通し、歯の根っこに、ばい菌が入り、膿がたまり、腫れてくることもあります。
症状
ヨダレが普段よりたくさんでます。歯ぎしりが増える。歯が伸びすぎる。歯が曲がってくる。噛み合わせが悪いので食べにくそうに食べるなどの、症状が出てきます。
病院では歯を切って、元の長さに戻す処置をしてくれます。ですが不正咬合は一度なると完治するのが難しい病気なので、通院し続けることになるかもしれません。
足底皮膚炎
足底皮膚炎は足の裏に、ばい菌が入ってしまうことで発病する病気です。
足が腫れ、膿がたまり、最悪骨にまでばい菌が入り、感染症になる病気です。
原因として挙げられるのが、肥満、運動不足、硬い床材、不衛生なケージなどが挙げられます。
症状
足の裏が膿ぽく腫れてくる。モルモットが痛みを足に感じると足を庇うように歩くなどの、いつもと違う様子が見られるはずです。
こちらは一度なってしまうと治りにくいと言われています。
病院によって治療方法が違うみたいなので、治療方法などは病院の先生に聞きましょう。
少しでもいつもと違えば病院へ!
真菌性皮膚炎
真菌性皮膚炎はカビが皮膚に感染して体毛が抜けてしまう病気です。
原因として考えられるのは、環境の変化、免疫力の低下によるストレスが原因になってきます。カビは本来どこにでもいて、普段のモルモットは免疫力があるので簡単にばい菌が入ってこないのが入って来てしまうことにより起きてしまいます。
湿度が高く不衛生な場所でもなる可能性があります。
体毛がたくさん抜ける。皮膚が乾燥したようにカサカサしてきます。
この病気は獣人感染症で人にも感染する可能性があります。
病院ではカビかどうか検査をして、カビであればカビを倒す薬を処方して治します。
ビタミンC欠乏症
ビタミンC欠乏症とは、体内でビタミンが作れないモルモットが、ビタミン不足になってしまうと起こる病気です。
原因としてはビタミン成分の枯渇により起きます。
症状
症状としては、毛艶やが悪くなったり、毛並みも悪くなってきます。
最悪の場合、歩行困難になる可能性が高いです。
飼い主が気付いた頃にはすでに遅いってこともよく耳にします。
病院ではビタミンCを薬で与え、食についてのアドバイスなどもしてくれますので、通院の際についでにそのことについて聞いておくことをオススメします。
乳腺腫瘍
乳腺腫瘍とはモルモットの乳にしこりができます。性別関係なくオスもメスもなる病気で、オスに多い傾向が見られてます。
原因はまだ解明されていないのが現状です。
症状
症状としては乳腺のしこり、乳腺から赤い分泌物が出ることもあるそうです。
乳腺腫瘍の30~50%が悪性腫瘍と言われています。
基本的には転移することは、少ないと言われていますが、そこについても謎が多いようです。
転移してしまうと治すことは、すごく厳しく手術しても、また転移してしまう可能性があり、その時は覚悟が必要です。
病院では腫瘍なので手術で、腫瘍を取ります。
鬱滞
鬱滞は胃や腸の消化器官の動きが止まってしまう病気で、この病気が原因で亡くなってしまう、モルモットの子が多いいです。
よく原因として挙げられるのが、環境の変化(引っ越す時や病院行く時などに、小動物はストレスを感じやすい傾向にあります)ストレス、部屋の温度や、気圧変動が原因として挙げられます、補足ですが、おやつなど糖分の高い物を、繊維の少ない物を食べることにより起こることもあるようです。
症状
鬱滞の症状は急にきます。昨日、もしくは数時間前までは、ご飯も排泄もしっかりしていたのに急にしなくなることがあります。
モルモットはお腹に痛みを感じて動けなくなります。
少しでも様子がいつもと違うと感じたら病院に行きましょう!
病院では、点滴もしくは胃の動きを良くする薬、痛み止めなどでの治療をしてくれます!
卵巣嚢胞
こちらの病気はメスのモルモットしかなりません。卵巣に水が溜まり腹部が膨らむ病気です。
原因については特にないと言われており、発情を繰り返しているとなってしまうと言われてはいます。
若い子でもお年寄りでもなる可能性があります。
症状
症状についてはわかりにくいです。たまたま健康診断に行って気付くことが多いみたいです。他にも腰あたり、お腹の体毛が薄くなる症状、攻撃的になる、別の個体のモルモットが同じ空間にいるとマウンティングをするような変化が起きたりもします。
他にはお腹が普段よりすごく膨らみますそれが原因で胃が圧迫され食事をしなくなることもあります。長いと症状が続きます。
病院に行くと手術、手術が何らかの理由で不可能となれば、ホルモン剤の投与をして治療します。
毛包上皮腫
毛包上皮腫は腫瘍です。皮膚に大きなしこりができます。
毎日触れ合ってることで、判明しやすいので、モルモットとのスキンシップは毎日行いましょう。
原因についてはまだ解明されて無いようで、情報がありません。
症状
症状ですが、しこり以外に特に見られませんが、大きくなった腫瘍をそのまま放置していると、腫瘍から白いドロッとした膿みたいな液体のような物が出てきます。
そうするとそこをモルモットが気になって舐めだします。そうするとそこからさらにばい菌が入り、化膿してしまうこともあります。
病院では良性の腫瘍なので手術で腫瘍を取ってしまう、方法取ります。
ただし良性腫瘍があれば悪性腫瘍もありますので、見つけたらすぐ病院に行きましょう!
最後に!
病気は気を付けて入れば、予防できる物もありますので普段からのスキンシップ、そして体のチェックを毎日してあげてください。
もし少しでも変化を感じたのなら病院に連れてってあげてください!